2013年03月11日

震災2年目を迎えて。

先程、予算委員会の総括質疑が終わりました。

本日は、震災2年目を迎えた3.11の日。
みなさんはどうお過ごしになられたでしょうか。

私は14時46分に逗子の亀ケ岡神社で同僚議員や
市民のみなさんとともに黙祷を捧げました。

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震災から2年も経つというのに、あの日のこと、
震災2週間後に福島に入ったときのことなど、
鮮明に覚えています。

でも、そのすべてを決して忘れないことが、
これからの未来を生きる私たちにとって
大事なことなんだと思っています。

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予算議会での審議結果、逗子の防災対策については
後日またブログに記載いたします。
posted by nagashimayuri at 20:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

平成25年第一回定例会代表質問をします。

 さて、平成25年第一回定例会において、市政クラブを代表して代表質問を行います。

本年度は市税収入が5年連続マイナスな上、公共施設の再配備が集中するなどにより、財政的に相変わらず厳しい状態が続いておりますが、人口減少の成熟社会において、質の高い豊かな暮らしを送るためにはどうしたらよいのか、しっかりチェック&提言してまいりたいと思います。


私の代表質問は28日の午前11時から1時間程度の予定です。
こちらの逗子市議会インターネット中継からご覧いだけます↓

http://www.discussvision.net/zushisi/3.html

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抽選の結果、トップバッターです(^_^;)

ご覧いただきご意見等お寄せいただければ幸いです。
posted by nagashimayuri at 12:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

失われゆく歴史的建造物。

 本日は、NPO法人逗子文化の会による『逗子のまちなみ別荘文化の活性化と継承』3年間の奮闘記発表会を拝聴してまいりました。

今、全国的にも数多くの希少な歴史的建造物が失われています。

震災や人災(放火など)所有者の経済的事情など理由は様々です。
逗子市においても、なぎさホテルが1989年に取り壊されましたが、一度失った建造物は2度と取り戻すことはできません。
「人もその人がいなくなった後に自分にとって大事だったことが分かる、といいますが、建築物も壊されて失ってから大事であったと気づくことがある」とパネリストの関東学院大学の水沼淑子先生がおっしゃっていました。

いかに、歴史的建造物を保存していくか。

本日の発表会では、全国の様々な事例を紹介しながら、歴史的建造物の保存、活用方法についての研究発表がありました。

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(NPO法人逗子文化の会 及川洋一氏)

東京芸術大学の椎原晶子先生のお話しでは、ある自治体では、市民団体が歴史的建造物を資産としてピックアップし行政にデータを渡したところ、行政側は老朽化した不良物件としてリスト化していたなんていうお話も・・(笑)

老朽化した建物を維持管理にお金がかかるだけのお荷物とみるか、
それとも街の歴史を共有している貴重な文化財とみなすか。

見方一つでだいぶ対応は変わってきます。

といっても、ただ保存するだけでは、修繕費などの維持管理費もばかになりません。

そこで、小田原市の清閑亭のように、市が所有しているが民間が運営するような形態を取るなど様々な利活用の方策を取るべきとのことでした。

例えば、古民家カフェ、お琴の演奏会、ロケ地、勉強会etc・・。

横浜市立大学の鈴木伸治先生は、
「これからの人口減少社会においては、ドーンとして再開発型のまちづくりは利益が見えない。
今後は再開発ではないリユース、リノベーション型の再利用のまちづくりを目指すべき」
と話されていましたが、私も大変共感いたしました。

人々の価値観も多様になり、働き方や住み方も変化する中で、まちづくりも今、従来のあり方から変化すべきターニングポイントにあるように思います。

逗子市にも旧脇村邸や郷土資料館、野外活動センターなど古い建築物が残されています。

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(閉鎖したままの野外活動センター)

これまでも市民有志の手によって保存活動がなされてきましたが、今後さらなる利活用の方法を模索すべきと考えます。

逗子のみなさんがさらに逗子の街に愛着をもって暮らすことができるように、
本日の伺ったお話を今後の提言に活かしていきたいと思います。

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(本日の会場となった蘆花記念公園第一休憩所)

★NPO法人逗子文化の会は、平成17年に公募市民130名による「逗子市まちづくり基本計画」素案がつくられ、その後旧脇村邸の保存活動などとあいまって、平成20年に発足した会です。
HPはこちら↓
http://zushibunka.blogspot.jp/様々なイベント、ワークショップも多く開催しておりますので、是非ご興味のある方はご参加してみてはいかがでしょうか。

posted by nagashimayuri at 20:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

北欧のビジネス教育。

藤原氏の話を聞いて、自分の中で点と点が線でつながったように思うところがありました。

人とつながりながら納得解を見つけだすということと、北欧のビジネス教育です。

昨年、フィンランドのユリトゥスキュラという施設に視察に行き、トミ・アラコスキ氏にお話を伺いました。

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フィンランドでは、年間に約10%5000人の子どもたちが、小学校を出たあと進学しない中学浪人となってしまうそうです。これを解消するために、2010年からこのユリトゥスキュラという施設でヘルシンキ市の全公立の6年生(12歳)を対象にビジネス教育をスタートしました。

早い段階から「自分は将来何の仕事が向いているか?」、「世の中の仕組みはどうなっているか」、「お金はどのように流れ、どういうふうに社会が動いているのか」ということを教えるために、この施設ではバーチャルな街でビジネスゲームを行います。

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子どもたちは事前にオリジナルの教材を使い10時間程度のワークショップを行い、なりたい職業を申し込みグループに分かれ、事業計画などを立てます。

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そして、当日はまず、銀行で口座をつくるところからスタートします。

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500uの広さの施設の中には、 銀行、スーパーマーケット、電話会社、広告代理店、郵便局、美容院、ヘルスセンター、不動産会社、都市プランナーなどがあります。美術館や市長といった職種もあります。(市長になるには選挙もあるそうです笑)。
民間の実際の企業が出資しており、どの店舗もリアリティがあります。

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(スーパーマーケット)

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(スーパーマーケットの中。実際の商品が並んでおり買い物もできます。)

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(美容院)

子どもたちは、民間企業であれば利益を出すように経営し、市長は税金を徴収し、美術館は税金で運用されるといった具合です。

こうしたビジネスゲームを通じて、子どもたちは世の中の流れを学ぶことになります。

そこには一つの正解はありません。

知恵を出し合うことで、新しい発想で子どもたち自身がまさに納得解を見つけていきます。

この施設の取組みを始めたトミ・アラコスキ氏によると、この体験の前と後では、子どもたちの学習意欲は明らかに変わるということでした。

子どもたちからは、「将来起業したい」、「学校生活の中で一番面白かった」、「勉強してトップになる」といった感想が寄せられているそうです。

日本にも、似たような施設としてはキッザニアといった民間の施設があります。

すでにあるこの施設を公教育とマッチングさせるのもよいかと思いますが、ポイントは公教育の中ですべての子どもたちを対象にこういった機会を与えるということです。

フィンランドでは、中学に進学しない子どもたちは家庭に問題があるケースが多く、親がアルコール中毒や薬物中毒などで、職業に就いていない、そしてその親の親も定職に就いていないなど、負の連鎖が繰り返されていること。
そしてそれを断ち切るために、ロールモデルをもたない子どもたちに、こういったお金の稼ぎ方や職業の選択をする機会を早い段階から与えるためにこの事業をスタートさせたということです。

日本でも杉並区立和田中学校など一部の学校でビジネス教育が取り入れられていますが、教育にビジネスを取り込むことは、たんにお金を稼ぐという経済至上主義にさせてしまうということではなく、本来の教育の目的である「その子どもの持っている能力は何か?」とといった潜在能力を引き出すための一貫であると私は思います。

こちらはユリトゥスキュアの実際の様子の動画です。
スウェーデン語ですが子どもたちの真剣な表情など実際の様子を見ることができます。
ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。












posted by nagashimayuri at 11:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

藤原和博氏から学ぶ『教育とは何か』

 昨日は、「教育界のカリスマ』藤原和博氏の講演を聞きにいってまいりました。

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藤原氏といえば、元リクルート社員で東京都初の民間人校長として和田中学校で「よのなか科」の創設や学校の空き教室を利活用して塾を行う「夜スペ」、地域住民の方に学校へボランティアとして入ってもらう「学校支援地域本部」など数々の公教育の改革者として知られています。

最近では、50代からの生き方論として『坂の上の坂』(ポプラ社)が12万部を超すベストセラーになっています。

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私はこれまでたくさんの藤原氏の著書を読んで、考え方に深く共感し、2008年に一般質問で学校支援地域本部の設立を提案し、逗子市でも2009年から学校支援地域本部が運営されています。

藤原氏から直接教育についてお話を伺うのは初めてでしたが、講演もやはり普通の講演とは一味も二味も違い、その場で突然ワークショップを行うなど、知らない人同士ワイワイ楽しく話すという!大学のゼミのようなそんな目からウロコの講演会でした。

私がとくに印象に残ったお話は、これまでの【正解主義】から、これからの時代は【納得解】を見つける力にシフトさせていく、ということでした

つまり、これはどういうことかと言うと、高度成長期の時代が終わり、価値観が多様化している現代の成熟社会の日本においては、早く正しく正解を見つける情報処理力よりも、これまでの前例や常識にとらわれない納得できる解をつむぐ力が大切になってくる、ということです。

このお話の後、実際に「自分がタイヤメーカーの社長になったという設定で今まで世の中になかった新しいタイヤを売り出すとしたらどんな物がよいか?」というお題で周囲の知らない人とディスカッションをいたしました。

その際、ルールは、まともな意見はサドンデス(笑)、他人から出てきた案を絶対につぶさない、というものでした。

食べられるタイヤ、髪の毛でできたタイヤなどたくさんの面白い意見が出ました。

このワークショップで何がわかったかというと、所詮自分のアイデアなど取るに足らないものであるということです。

藤原氏によると、電子メディアの発達により、「自分の頭の中に正解を探しにいくよりも、人とつながってしまう方が早い!」と。人の知恵を借りながら納得できる解をつむいでいくことが、この時代に必要とされる能力になるということでした。

和田中学校ではipadを導入し、Cラーニングというツールを用い、リアルタイムで生徒の意見を拾いながら双方向の授業を展開しています。

公教育のあり方について多くの重要な示唆をいただく機会となりました。


posted by nagashimayuri at 09:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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