2013年04月15日

最低敷地面積について

今回、私の新聞をご覧になった方からいくつか最低敷地面積についてのご意見をいただきましたので、掲載させていただきます。

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土地の分割制限については充分なインフォームドコンセントを前提としたゾーンニングにより市民全体の納得感をもって進めていくのが絶対の条件だとおもいます。
但し、私は反対の立場にあり、その理由のひとつは、そもそも分割制限の必要性の根拠がよくわからないからです。そもそも、土地を細分化すると景観が乱れるのか?植栽がないと景観にマイナスなのか?土地にゆとりがあることが良い景観なのか?
景観が今回の土地分割制限の主要な理由であるならば、個人の財産権を重視すべきと考えます。景観という市のいうところの公共の福祉は、土地の分割制限なくとも実現できると考えるからです。確かにわが国の憲法は個の人権を制限できる場合として、公共の福祉を守ることを挙げてます。今回の逗子市の考える公共の福祉たる良い景観とは大きなゆとりある土地のことでありしたがって分割制限でしか守れないという種類のものなのでしょうか。そうならば分割制限は是とされるべきとおもいます。でも、良い景観とは、そのような定義があてはまるものではなく、したがって、その他の方法でも守るまたはつくることができるはずのものと考えます。
(Kさん 30代男性)

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敷地面積の最低限度規制は賛成です。鎌倉や逗子の町並みを大切にして欲しいです。開発業者からすればミニ開発にして建物で利益を取りたい考えがありますが、田園調布や芦屋みたいに町並みを大切にし、価値を損なわないで欲しいです。でも、若い一次取得者はなかなか建売を買えないので、若い人が少なくなると町の活気は落ちてくるという難点もあります。ですが、目先の安さにとらわれず、良い街はずっと価値があると思います。
(Yさん 30代男性)

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以上、お二人のご意見をご紹介させていただきました。
貴重なご意見ありがとうございました。


さて、敷地面積の最低限度の指定についてですが、これは都市計画法決定により、地方自治体の長に最終決定をする権限があります。

予算や条例とは違い、議会には決定権はありません。

この件に関しての議員の権能は、市長や行政の担当職員にみなさんの声を届けることが仕事です。

その上で、私の考え方としては、@景観行政やまちづくりの観点から、Aまちづくり条例逃れ防止、主に二つの理由で、最低敷地面積の制度自体は必要だと思っています。

しかしながら、他方で敷地分割については、披露山庭園住宅のように、最低敷地面積が導入されているような場所と、すでにかなり細分化されてしまっている地域など、逗子市内でも異なります。

このため、制度導入にあたっては、ゾーニングと合意形成をしっかりと図った段階でのタイミングが重要であると考えています。

まちづくり課ではこれまでも、説明会を重ねてきましたが、さらに細かく自治会単位で出向いて、現在説明会を行っております。

今後の説明会の現時点での予定はコチラ↓
(※詳細については事前に各自治会へお問い合わせください)

○4月
・21日  披露山庭園住宅団地管理組合法人
・28日  東逗子第二団地自治会
○5月
・4日 小坪区会
・5日 桜山番合谷戸自治会
・11日 沼間3丁目自治会
・11日 亀が岡自治会
○6月
・23日 逗子南ヶ丘自治会

※なお、この説明会は、自治会の皆様にお願いし役員会や理事会の場で30分程度の時間をとり行っているものです。そのため会議の性質上、参加できないこともございますのでご了承ください。
なお、説明会をご希望される場合はお出かけ円卓フォーラムという制度がありますので、まちづくり課で別途対応いたしますのでお問い合わせください。

【お出かけ円卓フォーラム】
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/kouhou/top/entaku.html
日ごろ知りたかった市の仕事や行政制度について、職員が皆さんに説明をした後、皆さんと職員がともに考え学び合う、お出かけ円卓フォーラムを開催しています。

対象
概ね10人以上のグループ、自治会等(学校や企業も含む)
開催日時
平日の10:00〜21:00  休日10:00〜17:00
開催時間
原則2時間(前半1時間は説明、後半1時間は質疑応答)
会場
自宅や公民館など、申込者で用意してください(会場が見つからない場合はご相談ください)
申込方法
開催希望日の2週間前までに※申込書 [Word]を市民協働課へ提出してください。
申込の際に、以下の1〜6までをお申し出ください。
1.申込者の名前
2.連絡先(住所・氏名・電話番号)
3.開催希望日(第1希望日・第2希望日)
4.会場
5.テーマ(番号とテーマ)
6.参加予定人数
(注意)次の場合は利用できません。
・政治、宗教および営利を目的とした行事などと一緒に行うもの
・苦情、要望の目的に行うもの
・公序良俗に反するもの
・そのほか、この事業の目的にそぐわないもの



posted by nagashimayuri at 13:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月09日

飯島公園プール

7月1日オープン予定の小坪飯島公園プールを視察してきました。

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このプールは、老朽化のため長らく閉鎖していましたが、
地元の方からの要望もあり、ついにリニューアルオープンとなります。

晴れた日には江ノ島、富士山も一望できるオーシャンビューのプールです。

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入場料は大人200円、子ども100円(市内小中学生は無料券配布)の予定ですが、、総工事費は約1億3000万円かかっており、再整備に伴い市外の方の入場料は見直してはどうかという議論も出ています。

今年の夏は、このプールでたくさんの楽しい思い出をつくっていただけたらと思います!
posted by nagashimayuri at 21:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長島有里新聞2013年春号

さて、先週各駅で朝お配りした長島有里新聞春号をUPしました。

http://nagashimayuri.com/doc/yurishinbun_201303

ごみ処理有料化や最低敷地面積についてなど、市民の皆さんとの情報共有を図るため、
できるだけわかりやすく記載いたしました。

是非ご覧いただければ幸いです!
posted by nagashimayuri at 20:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

大学院を卒業いたしました。

花冷えの今日、横浜市立大学大学院を卒業いたしました。

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都市社会文化研究科で主に景観まちづくりについてこの2年間研究いたしました。

指導教員は地方自治体の数々のまちづくりの現場に携わっている鈴木伸治先生で、修士論文のタイトルは
『分権時代における景観条例の実効性と課題について』です。

研究テーマは、地方分権改革が進む中、自治体が独自の条例というツールを使い、どのように景観まちづくりの実効性を上げていけるかといったことをまとめました。

この間、逗子市屋外広告物条例や景観条例の事前協議のあり方などについて提言してきましたが、今後とも大学院で研究したことを仕事に活かしてまいります。

私の修士論文はこちらのリンクからご覧いただけます↓↓↓
http://nagashimayuri.com/doc/shushi.pdf
少々長いですが..(^_^;)
景観まちづくりにご興味のある方はご一読頂ければ幸いです。
posted by nagashimayuri at 20:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月14日

逗子市の津波対策。

さて、報道等でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、逗子市の津波対策が全国的にも珍しいということで注目されています。

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(3月6日NHK首都圏ニュース)

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『津波避難経路表示シート』
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130227ddlk14010191000c.html
これは、昼間の太陽光を蓄え夜間に発光する「蓄光表示材」を使用し、停電により街中が真っ暗になってしまっても見える仕組みになっています。

このシートを路面に貼り付け、津波避難ビルへの案内を促しています。

現在は逗子海岸地域と小坪地域に貼られ始めています。
小坪地域ではこのシートの設置を機に、夜間の津波避難訓練についても検討されているということです。

逗子市では、来年度予算においても、備蓄食料や医療資機材など様々な防災対策を盛り込んでおります。

また、先日の予算委員会で私も質疑いたしましたが、津波避難ビルについては、震災前の4ヶ所から38ヶ所へと大幅に指定を増やしています。

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現在も建設予定のOKストアさんからご承諾いただくなど、新規の津波避難ビルを増やすため防災課では日々協議を進めております。

こちらの逗子市の防災課HPより、津波避難ビル一覧についてはご覧いただけます。
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/bousai/plan/jissiyouryou.pdf

なお、3月30日、31日に全戸配布予定の広報ずしに新たな津波避難ビルなどが記載された津波ハザードマップが折り込まれていますので、是非ご一読いただき、永久保存版として保管ください!!





posted by nagashimayuri at 16:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

震災2年目を迎えて。

先程、予算委員会の総括質疑が終わりました。

本日は、震災2年目を迎えた3.11の日。
みなさんはどうお過ごしになられたでしょうか。

私は14時46分に逗子の亀ケ岡神社で同僚議員や
市民のみなさんとともに黙祷を捧げました。

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震災から2年も経つというのに、あの日のこと、
震災2週間後に福島に入ったときのことなど、
鮮明に覚えています。

でも、そのすべてを決して忘れないことが、
これからの未来を生きる私たちにとって
大事なことなんだと思っています。

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予算議会での審議結果、逗子の防災対策については
後日またブログに記載いたします。
posted by nagashimayuri at 20:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

平成25年第一回定例会代表質問をします。

 さて、平成25年第一回定例会において、市政クラブを代表して代表質問を行います。

本年度は市税収入が5年連続マイナスな上、公共施設の再配備が集中するなどにより、財政的に相変わらず厳しい状態が続いておりますが、人口減少の成熟社会において、質の高い豊かな暮らしを送るためにはどうしたらよいのか、しっかりチェック&提言してまいりたいと思います。


私の代表質問は28日の午前11時から1時間程度の予定です。
こちらの逗子市議会インターネット中継からご覧いだけます↓

http://www.discussvision.net/zushisi/3.html

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抽選の結果、トップバッターです(^_^;)

ご覧いただきご意見等お寄せいただければ幸いです。
posted by nagashimayuri at 12:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

失われゆく歴史的建造物。

 本日は、NPO法人逗子文化の会による『逗子のまちなみ別荘文化の活性化と継承』3年間の奮闘記発表会を拝聴してまいりました。

今、全国的にも数多くの希少な歴史的建造物が失われています。

震災や人災(放火など)所有者の経済的事情など理由は様々です。
逗子市においても、なぎさホテルが1989年に取り壊されましたが、一度失った建造物は2度と取り戻すことはできません。
「人もその人がいなくなった後に自分にとって大事だったことが分かる、といいますが、建築物も壊されて失ってから大事であったと気づくことがある」とパネリストの関東学院大学の水沼淑子先生がおっしゃっていました。

いかに、歴史的建造物を保存していくか。

本日の発表会では、全国の様々な事例を紹介しながら、歴史的建造物の保存、活用方法についての研究発表がありました。

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(NPO法人逗子文化の会 及川洋一氏)

東京芸術大学の椎原晶子先生のお話しでは、ある自治体では、市民団体が歴史的建造物を資産としてピックアップし行政にデータを渡したところ、行政側は老朽化した不良物件としてリスト化していたなんていうお話も・・(笑)

老朽化した建物を維持管理にお金がかかるだけのお荷物とみるか、
それとも街の歴史を共有している貴重な文化財とみなすか。

見方一つでだいぶ対応は変わってきます。

といっても、ただ保存するだけでは、修繕費などの維持管理費もばかになりません。

そこで、小田原市の清閑亭のように、市が所有しているが民間が運営するような形態を取るなど様々な利活用の方策を取るべきとのことでした。

例えば、古民家カフェ、お琴の演奏会、ロケ地、勉強会etc・・。

横浜市立大学の鈴木伸治先生は、
「これからの人口減少社会においては、ドーンとして再開発型のまちづくりは利益が見えない。
今後は再開発ではないリユース、リノベーション型の再利用のまちづくりを目指すべき」
と話されていましたが、私も大変共感いたしました。

人々の価値観も多様になり、働き方や住み方も変化する中で、まちづくりも今、従来のあり方から変化すべきターニングポイントにあるように思います。

逗子市にも旧脇村邸や郷土資料館、野外活動センターなど古い建築物が残されています。

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(閉鎖したままの野外活動センター)

これまでも市民有志の手によって保存活動がなされてきましたが、今後さらなる利活用の方法を模索すべきと考えます。

逗子のみなさんがさらに逗子の街に愛着をもって暮らすことができるように、
本日の伺ったお話を今後の提言に活かしていきたいと思います。

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(本日の会場となった蘆花記念公園第一休憩所)

★NPO法人逗子文化の会は、平成17年に公募市民130名による「逗子市まちづくり基本計画」素案がつくられ、その後旧脇村邸の保存活動などとあいまって、平成20年に発足した会です。
HPはこちら↓
http://zushibunka.blogspot.jp/様々なイベント、ワークショップも多く開催しておりますので、是非ご興味のある方はご参加してみてはいかがでしょうか。

posted by nagashimayuri at 20:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

北欧のビジネス教育。

藤原氏の話を聞いて、自分の中で点と点が線でつながったように思うところがありました。

人とつながりながら納得解を見つけだすということと、北欧のビジネス教育です。

昨年、フィンランドのユリトゥスキュラという施設に視察に行き、トミ・アラコスキ氏にお話を伺いました。

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フィンランドでは、年間に約10%5000人の子どもたちが、小学校を出たあと進学しない中学浪人となってしまうそうです。これを解消するために、2010年からこのユリトゥスキュラという施設でヘルシンキ市の全公立の6年生(12歳)を対象にビジネス教育をスタートしました。

早い段階から「自分は将来何の仕事が向いているか?」、「世の中の仕組みはどうなっているか」、「お金はどのように流れ、どういうふうに社会が動いているのか」ということを教えるために、この施設ではバーチャルな街でビジネスゲームを行います。

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子どもたちは事前にオリジナルの教材を使い10時間程度のワークショップを行い、なりたい職業を申し込みグループに分かれ、事業計画などを立てます。

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そして、当日はまず、銀行で口座をつくるところからスタートします。

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500uの広さの施設の中には、 銀行、スーパーマーケット、電話会社、広告代理店、郵便局、美容院、ヘルスセンター、不動産会社、都市プランナーなどがあります。美術館や市長といった職種もあります。(市長になるには選挙もあるそうです笑)。
民間の実際の企業が出資しており、どの店舗もリアリティがあります。

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(スーパーマーケット)

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(スーパーマーケットの中。実際の商品が並んでおり買い物もできます。)

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(美容院)

子どもたちは、民間企業であれば利益を出すように経営し、市長は税金を徴収し、美術館は税金で運用されるといった具合です。

こうしたビジネスゲームを通じて、子どもたちは世の中の流れを学ぶことになります。

そこには一つの正解はありません。

知恵を出し合うことで、新しい発想で子どもたち自身がまさに納得解を見つけていきます。

この施設の取組みを始めたトミ・アラコスキ氏によると、この体験の前と後では、子どもたちの学習意欲は明らかに変わるということでした。

子どもたちからは、「将来起業したい」、「学校生活の中で一番面白かった」、「勉強してトップになる」といった感想が寄せられているそうです。

日本にも、似たような施設としてはキッザニアといった民間の施設があります。

すでにあるこの施設を公教育とマッチングさせるのもよいかと思いますが、ポイントは公教育の中ですべての子どもたちを対象にこういった機会を与えるということです。

フィンランドでは、中学に進学しない子どもたちは家庭に問題があるケースが多く、親がアルコール中毒や薬物中毒などで、職業に就いていない、そしてその親の親も定職に就いていないなど、負の連鎖が繰り返されていること。
そしてそれを断ち切るために、ロールモデルをもたない子どもたちに、こういったお金の稼ぎ方や職業の選択をする機会を早い段階から与えるためにこの事業をスタートさせたということです。

日本でも杉並区立和田中学校など一部の学校でビジネス教育が取り入れられていますが、教育にビジネスを取り込むことは、たんにお金を稼ぐという経済至上主義にさせてしまうということではなく、本来の教育の目的である「その子どもの持っている能力は何か?」とといった潜在能力を引き出すための一貫であると私は思います。

こちらはユリトゥスキュアの実際の様子の動画です。
スウェーデン語ですが子どもたちの真剣な表情など実際の様子を見ることができます。
ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。












posted by nagashimayuri at 11:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

藤原和博氏から学ぶ『教育とは何か』

 昨日は、「教育界のカリスマ』藤原和博氏の講演を聞きにいってまいりました。

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藤原氏といえば、元リクルート社員で東京都初の民間人校長として和田中学校で「よのなか科」の創設や学校の空き教室を利活用して塾を行う「夜スペ」、地域住民の方に学校へボランティアとして入ってもらう「学校支援地域本部」など数々の公教育の改革者として知られています。

最近では、50代からの生き方論として『坂の上の坂』(ポプラ社)が12万部を超すベストセラーになっています。

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私はこれまでたくさんの藤原氏の著書を読んで、考え方に深く共感し、2008年に一般質問で学校支援地域本部の設立を提案し、逗子市でも2009年から学校支援地域本部が運営されています。

藤原氏から直接教育についてお話を伺うのは初めてでしたが、講演もやはり普通の講演とは一味も二味も違い、その場で突然ワークショップを行うなど、知らない人同士ワイワイ楽しく話すという!大学のゼミのようなそんな目からウロコの講演会でした。

私がとくに印象に残ったお話は、これまでの【正解主義】から、これからの時代は【納得解】を見つける力にシフトさせていく、ということでした

つまり、これはどういうことかと言うと、高度成長期の時代が終わり、価値観が多様化している現代の成熟社会の日本においては、早く正しく正解を見つける情報処理力よりも、これまでの前例や常識にとらわれない納得できる解をつむぐ力が大切になってくる、ということです。

このお話の後、実際に「自分がタイヤメーカーの社長になったという設定で今まで世の中になかった新しいタイヤを売り出すとしたらどんな物がよいか?」というお題で周囲の知らない人とディスカッションをいたしました。

その際、ルールは、まともな意見はサドンデス(笑)、他人から出てきた案を絶対につぶさない、というものでした。

食べられるタイヤ、髪の毛でできたタイヤなどたくさんの面白い意見が出ました。

このワークショップで何がわかったかというと、所詮自分のアイデアなど取るに足らないものであるということです。

藤原氏によると、電子メディアの発達により、「自分の頭の中に正解を探しにいくよりも、人とつながってしまう方が早い!」と。人の知恵を借りながら納得できる解をつむいでいくことが、この時代に必要とされる能力になるということでした。

和田中学校ではipadを導入し、Cラーニングというツールを用い、リアルタイムで生徒の意見を拾いながら双方向の授業を展開しています。

公教育のあり方について多くの重要な示唆をいただく機会となりました。


posted by nagashimayuri at 09:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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