2012年03月22日

平成24年度予算審議が終わりました


昨日、予算議会が終了し、新年度予算案を賛成多数で可決いたしました。

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今回、市民協働事業として四つの事業が提案されていましたが、
そのうちの三つの事業においては行政側が取り下げるという異例
の事態となりました。

その理由は、、
審査の過程で手続き上の不備が明らかになったためです。


市民協働事業とは、市民から提案された事業に対し、
行政がサポートをすることで、市民と行政とで地域の課題を
解決していこうとするものです。

その取り組み自体はよいのですが、今回逗子市で予算化された
協働事業は土地の貸与、施設の建設、人件費、光熱水費を市が
負担するというものでした。


横浜市などをみると、こうした協働事業においては、
要綱の中で経費負担の項目があり、市が負担する上限額、
人件費や光熱水費は市が負担しないこと、などが
明記されています。

また外部の市民や学識をいれた審査委員会が設置され、
公募された市民団体を第三者が審査することで、
公平性、透明性を確保しています。


なぜ、このように経費負担の明確化や、第三者による
監視体制を取るのか?

それは市民に任せるという大義はよいとしても、
選挙でお世話になった人やお世話になりたい人など、
特定の市民や団体に便宜を図ることが無いよう、
税金の無駄遣いを防止するためだとされています。


今回逗子市で提案された事業は、応募の段階で提出しなければ
ならない書類がそろっていないにも関わらず、
予算化され議会に提案されていました。

窓口が一本化されておらず行政側の対応が不十分であったこと、
また、制度としても、要綱を改善し、行政側の費用負担をどこ
までするのか等を改めて再検討しない限り、再提案は難しいも
のと捉えています。


こうしたことから、今回は議会が修正するまでもなく行政側の
取り下げという形になりましたが、市民団体の方にはこれまで
の準備にかけてきた労力など水を差す形となってしまいました。


市長には再度あり方をしっかりと見直すよう提言したところです。

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さて、今回、提出された修正案には、ホームページ充実事業と
第一運動公園整備事業があります。


ホームページに関しては、以前より市のHP更新をhtml形式
で行っており統一されたフォーマットを使用していませんでした。

このため、県内のほとんどの自治体が入れているCMS導入
(※コンテンツマネジメントシステムとは膨大なデータを
統合・体系的に管理し、HPの更新なども統一された
フォーマットで簡単に行うことができる)をかねてから
提言していました。


今回、逗子市は委託料として637万5千円を計上。


5年間では初期費用、維持管理費含めて約5300万円程度
の見積もりをとっていました。

同規模の近隣自治体で3000万円台でできているところも
あることから、再度予算設計をやり直すべきという意見が
出され、私もその意見には賛同しました。


ただ、災害が起きた場合、現状のサーバーではダウンして
しまうこと。

また、全庁的に現在HP更新に限らず情報の取り扱いに対して
かなり非効率的であること(CMSが導入されれば苦情処理など
も一元管理できます)。

さらに、防災情報に対する市民のアクセスも増えていることから、
予算を認めました。


今後、事業者を決める段階では議会の指摘も踏まえ、
さらにコストダウンに努めるよう精査を求めました。


また第一運動公園についても、基本設計の中にプールを
災害時の貯水槽にすること、(冬場でも水をため、
生活用水だけでなく浄水器により飲料水にもなる)
防災倉庫、非常用電源の増設など、災害対応の強化が
みられたこと。

維持管理費についても人件費を極力抑える計画に変わり
ないことなどから認めることとしました。


新年度は、他にごみ最終処分場の延命化のための転圧工事
(23年、24年の2か年で1億2180万円)や、

ごみ焼却炉の改修工事(23年からの3か年で31億8150万円)
など、かなりの支出が見込まれるため、国や県からの補助金や市債に
頼っての予算編成となりました。


一方、平井市長が、福祉給食の民間委託を進める方針を
打ち出したこと。

また、公共施設のスクラップアンドビルドでは市営住宅の
建て替えにより公有地の売却をすること。

さらに、今月末には民間委託、指定管理の計画も示すという
など行財政改革への道筋をはっきり打ち出す方針を示してい
ることから24年度予算案には原案に賛成しました。


また、私が以前指摘していた予算編成の下見積もりの作成に
あたっては、最低でも2社以上の複数見積もりを取ることは、
新年度予算では全庁的に徹底されていました。


今後、行財政改革の方針がどこまでスケジュールを明示して、
何をどこまで改革し、いったいいくらの税金の節減につなげ
ようとしているのか厳しくチェックしていくとともに、
成果をしっかりと見極めていきたいと考えています。

posted by nagashimayuri at 13:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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