2012年01月07日

市民の方のご意見をご紹介します。

さて、4日から逗子市内の各駅で長島有里新聞を
配布しておりますが、市民の方から幾つかご意見を
頂戴しております。

その中で、とくにこの方のご意見はブログに掲載し、
広く情報共有したいと思いましたので掲載させて
いただきます!(承諾いただいております)

山の根在住 Iさんより

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昨日(1/6)の朝、逗子駅西口にて長島さんご本人自ら配布されていた『市政報告』を戴き、拝読いたしました。その中で記載されていた「逗子市 人件費比率ワースト1(29.64%)について、所感を述べさせて戴きます。


元来、大きな工業(メーカの工場誘致等)がない逗子市は、財源の殆どを住民税に頼らざるを得ない状況下にあると推測します。
そのため定常的に財政は厳しくなり、工場誘致等がある他市町村と同じ構造をとっていては、職員の人件比率に代表される固定費の比率は高くなり、そのしわ寄せとして、元来、市民の生活向上に充てられる流動財源が減少するのは、当然の図式と考えます。


長島さんは独自の調査、分析を実施され、市に対して日々、提案(是正)活動を実施してきたにも関わらず、市には受け入れられない、市は問題点と認識しつつも、数々のしがらみにより、受け入れることが出来ないというジレンマに陥っており、非常に悔しい思いをしている様子が『市政報告』の文章から読み取れます。
一般的に内部からの改革は、色々なしがらみや、抵抗勢力により、折角の提案も黙殺されがちになることが多いと思います。
よって、内部からの改革ではなく、外圧を使って外部からの改革提案により、一般的な見地からみても逗子市には、○○の問題点・課題がある、と言って(報告)して貰うという方法もあるかと思います。
例えば....逗子市には○○の問題点・課題があり、これを放置しておくことによる放置リスクは○○である。当該問題点・課題に対する根本原因は○○で、解決施策は○○、当該施策実施による期待効果(コスト削減のみならず、市民生活における満足度向上等の副次的な効果も)は○○である。
また、逗子市と同人口規模の市とのベンチマーク比較においても、逗子市の職員の人件比率は○○で高すぎ、適正人件比率は○○である(これは市政報告に記載され、分析、方向されていましたね)
コストは掛かりますが、外圧として、アクセンチャー、NRI等のコンサル会社、シンクタンクに依頼すれば、このようなレポーティングをしてくれます。
流石に、外部の第3機関であるコンサル会社、シンクタンクより、ずばり、問題点を指摘され、現状の問題点・課題を白日の下(市民)にさらされることになれば、市も対策を打たざるを得なくなるのではないでしょうか?


時として巷で「内部告発」が行われるのは、荒っぽい方法ですが、内部からではどうしようもないので、外圧を使って改善・是正を図るためだと思います。
内部からの上申でどうにも動かない場合は、コンサル、シンクタンクに限らず、外圧をうまく活用して、現状のこう着状態の打破を試みるのもいい手かも知れません。


また、『市政報告』にて、『ごみの委託化などの業務アウトソーシング』にも触れられていましたが、全く、その通りと思います。
ルーティン作業、単純業務の外部委託(アウトソーシング)は民間では常識であり、アウトソーシング先は国内に留まらず、人件費の安価な海外(インド、中国、エジプト)に委託(主に設計業務)することも多いです。(自治体業務は海外委託というワケにはいかないですが....)
要は人件費の高い職員がルーティン作業、単純業務従事するべきではなく、企画業務に軸足を置くべき、ルーティン作業、単純業務はアウトソーシングし、今まで職員が実施していたルーティン作業、単純業務の工数は削減すべき、ということですね。
いまや民間企業であれば『ルーティン作業、単純業務のアウトソーシング』コスト削減のためにどこでも実施している常識の範疇の当然実施すべき施策です。


その他、職員の人件費にかかる費用以外の固定費の圧縮としては、IT(情報システム)があると思います。
具体的には、『構築型システムからクラウド型システムへの転換による情報システム費用の削減』です。
政府も『新たな成長戦略ビジョン-原口ビジョンU』として、以下のようにクラウド化により情報システムコストの3割削減を目標としています。
【施策】自治体クラウド推進
【概要】地方公共団体の情報システムの集約と、共同利用を推進し、業務の効率化を図る。
【目標成果】情報システムの経費削減・・・2015年を目処に情報システム等への経費の3割削減


http://www.soumu.go.jp/main_content/000064361.pdf

クラウドベンダは国内外に多数存在しますが、最近、急成長で有名なベンダの1つとしてセールスフォース・ドットコム(salesforce.com)があります。
参考までにセールスフォース・ドットコムの導入事例を記載します。
セールスフォース・ドットコムは、企業向けクラウドコンピューティング・サービスの提供事業者として、日本国内でも多くの企業への導入実績を持つ。特に郵便局会社(当時は日本郵政公社)での導入は話題を呼んだ。


【導入事例1】郵便局株式会社
全国2.4万もある事業所からの報告(お客様の声)を関連3事業者(ゆうちょ、かんぽ、郵便)に報告し、クロスセル営業を推進するための顧客管理システムのデータベース化にセールスフォースドットコムを導入している。
非常に大規模な組織でのCRMシステムをゼロベースで開発するとなると維持費を含めて何億かかるか果てしないIT投資が必要なものだが、既存のSaaSを元にカスタマイズを掛けていく形式のセールスフォースドットコムを利用すれば非常に短期間で使い勝手の良いCRMシステムの構築が可能だ。
下記は参考価格だが、現在すでに65000ユーザで利用している郵便局のシステムの落札価格は6億1000万円。
19カ月分のライセンス料と保守費用、開発費など初期費用すべてが含まれるのだが、カスタマイズの開発費は置いておいて、ユーザ数当初4万で落札されたので1カ月当たりのユーザーライセンス料を算出すると月額802.6円と非常に格安に提供されていることが分かる。


【導入事例2】甲府市(定額給付金)
定額給付金の法案が成立したのが、2009年1月下旬。それにもかかわらず、国側は2009年3月の給付開始を主張したため、自治体側は2カ月弱という非常に短い期間で給付準備を行う必要に迫られた。このような「短期間」かつ「低コスト」の給付システムの新規開発という「難題」に対して、人口20万人の甲府市(山梨)が出した答えは、給付に必要なシステムを自前で持たずに、セールスフォースのクラウド型システムを利用する、というものだった。同市が採用したセールスフォースのクラウド型システムは、セールスフォースがアメリカ国内に持つ巨大サーバーの一部を使い、その巨大サーバー上にすでに組み込んであるソフトウェアの機能を、定額給付業務に合わせて修正して利用するというものである。
システム利用料は月額で十数万円前後、といったところだろうか。2009年7月までにかかったコストは、初期費用も含めて300万円強とのことである。
こうしたセールスフォースが持つ利点を活用することにより、甲府市は「短期間」かつ「低コスト」の給付システムの新規開発という「難題」を乗り越えることに成功した。逆に、全国に1800ある自治体のうち、ほとんどが従前の方法で定額給付金システムを構築している。甲府市と同じ20万人の人口規模をもつ港区(東京)、渋谷区(東京)、熊谷市(埼玉)の実例については本書を参考にしてもらいたいが、甲府市とのコスト差は最大で13倍も開いている。


以上、長文になりましたが、何かの参考になれば幸いです。
お身体に気を付けて、これからも、逗子市のために、益々、頑張って下さい。



引用終わり--------------------------------------



大変建設的かつ具体的なご提言をいただきました。
Iさんありがとうございます!
市民の方からこのようなご意見をいただけることは大変ありがたいことです。
早起きした甲斐もあるというものです(笑)

また週明けは、新逗子駅、逗子駅東口と配布いたします。
どうぞお手にとってご覧いただき、ご意見も頂戴できれば幸いです。

posted by nagashimayuri at 20:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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