2012年07月20日

総務常任委員会視察@ 〜丸亀町商店街〜

昨日まで、総務常任委員会の議員視察にいってまいりました。

IMG_2713.JPG

今回は、香川県を中心に高松市、さぬき市(防災・津波対策)、坂出市(事業仕分け)、
少し足をのばして倉敷市(フィルムコミッション、景観まちづくり)でもヒアリングを
受け、視察してまいりました。

IMG_2763.JPG


今回の視察の中で、一番私が興味深かったのが香川県高松市にある『丸亀町商店街』です。

IMG_2886.JPG

一般的に、地方の商店街はシャッター街といわれ衰退していく傾向にある中、
ここの商店街は進化し続ける商店街として、今全国的にも脚光を浴びています。

高松市は四国の玄関として発展し、400年間商業として栄えてきた街でした。
丸亀町商店街は8つの商店街がアーケードとして繋がり全長2.7kmと総延長では全国一の商店街。

ところが、1988年念願の瀬戸大橋が開通すると、皮肉にも商店街にとっては崩壊の道へと進むことになります。本州と陸続きになったことで、大手資本が四国へ進出。商店街は顧客を奪われ、市街中心部の地下は下落。固定資産税も激減し自治体は深刻な財政難となります。

ここで、この商店主達は、もはや時代の流れと諦めてしまうのではなく、生き残りをかけた戦略に出ます。

1970年に商店街で株式会社をつくり、100人の組合人が100万円ずつ出して用地を取得、時間貸し駐車場を整備。そこで生まれた利益を原資に研究を進めていきます。
こうした小さな成功体験を積み重ね、全国では初の定期借地権による再開発を行いました。
通常の再開発であれば、まずは建物を建てる前に土地の取得が不可欠。一つの地区だけでも土地購入代金は130億円、そこにビルを建てれば+70億円。そんな事業費は到底用意できません。
そこで、組合員たちは自分たちで株式会社を設立、出資し、地権者から土地を62年間の限定で借り上げるという定期借地権を設定しました。これなら土地取得費用はかかりませんし、株式会社は地権者とイコールな存在ですから、いわば運命共同体として、皆でリスクを共有し、わが街のために最善を尽くすこととなります。

IMG_2847.JPG

IMG_2854.JPG



また外部からも都市プランナーを呼び寄せる、行政のあらゆる制度を活用するなど、様々な手を打ちました。
高齢化社会に対応するために、テナントの上に高齢者マンション、診療所、ビルの中にはカルチャーセンターや多目的ホールなどもあります。商店街が運営する託児所もありました。

IMG_2859.JPG
(テナントの上が診療所)

IMG_2865.JPG

IMG_2863.JPG

IMG_2866.JPG
(まるでカフェのようなお洒落な雰囲気)

近年の都市づくりの特長として、積極的に質を高める都市づくりの必要性が認識されています。
つまり、これまでのデベロップメント(開発)による都市づくりだけでは限界があり、マネジメントによる都市づくりが、魅力あるまちづくりには欠かせないという視点です。


丸亀街商店街では自主ルールをつくっており、例えばルールの中には「閉店時にシャッターを閉めない」というものがあります。シャッター街と揶揄されてしまうことの抵抗だとのことですが、ここにこの商店街の意気込みが象徴されているように思いました。


個人的な私のイメージですが、海の中で、大型魚に対抗するため、小さな魚が群れをつくり大きな魚に見せることがありますが、一人一人では大型店に対抗できないものが、共同することで、大きな力を持てるようになったということでしょう。


丸亀町商店街でしかできなかったこともあると思いますが、普遍的に応用できるヒントもたくさんあると思います。現在さらに資料を取り寄せていますので、また提言に活かしていきたいと思います。
posted by nagashimayuri at 23:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月09日

津波避難訓練

すっかり夏らしい暑い日が続きますのでブログの壁紙もリニューアルしてみました♫


土曜日は県と合同による津波避難訓練が行われ約1000人近い参加者がありました。

IMG_2509.JPG

午前11時のサイレンと同時に逗子海岸では一斉に津波や災害発生を知らせるオレンジフラッグが振られました。

IMG_2510.JPG

このオレンジの旗は鎌倉発祥のものです。
東日本大震災の日。防災無線が海上のウィンドサーファーには届かず、鎌倉市のウィンドショップ経営者の方がレース用のフラッグを振ることで危険を知らせたという経験から、今、湘南地方に広がりつつあります。

蛍光オレンジなので沖合50mくらいでも見えるそうです。
マリンスポーツを楽しむ方は覚えておいてくださいね!

さて、今回は6つのルートで高台への避難をおこないました。

IMG_2514.JPG
(逗子開成学園へ避難しているところ)

いざという時に高台への避難経路を知っていれば慌てずにすみます。

津波一時避難ビルについては、市の防災課が一軒一軒交渉にあたり、拡充に向けて取り組んでいるところですが、小坪地区では、リビエラ3、4、5、8号館において津波避難ビルとしてご協力いただけることになり、今回は新しい避難先として訓練を行いました。

また、新たに指定されたところがあればお知らせしたいと思います。

9月1日には第一運動公園で防災訓練が行われます。
奮ってご参加ください!


posted by nagashimayuri at 13:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月01日

自然エネルギー

さて、会期延長となりました6月定例会も金曜日に無事終わりました。

この中で補正予算として太陽光発電の補助金が可決されました。
当初予算で見込んだ額よりもたくさんの方が太陽光パネルを設置されたとのことで、
追加での補正予算を組んだところです。

太陽光パネルを購入予定の逗子市民の方は補助金がありますので、
市にお問い合わせください。0468-73-1111
先着40名様までは104,000円、のこり20名様までは52,000円の補助が出ます。

最近は家電量販店でも様々なタイプの太陽光発電が販売されているようです。
一般家庭から自然エネルギーの普及を進めていきたいですね。

自然エネルギーといえば、バイオマス発電に着目しています。
ヨーロッパなどでは、生ごみをバイオマス化しそのエネルギーで
ミニバスを走らせたりしています。

日本でも新潟県長岡市などで事業化されています。

本市は人口が少ないので広域でやらないと現実的には厳しいと思いますが、
三浦半島4市1町でバイオマス発電に取り組んだらそれなりの発電量が
確保できるのではないかと思います。

原発の再稼働には私は反対ですが、政治家である以上、批判するだけでなく対案
を考えなくてはならないと思います。
電力自由化などの法案が通り国の制度が変わるまでには時間がかかるでしょう。
地方自治体はそうした国の制度が変わるのを待つのではなく、とりあえずできること
からはじめてみることが大事なのではないかでしょうか。

ちなみに、今年の逗子海岸では、海岸組合がソーラーハウスを設置しています。
海の家の温水シャワーの電力すべてがまかなえるそうで、こうした取り組みを
広げていきたいですね。

458526_337763076303013_106870074_o.jpg


posted by nagashimayuri at 08:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。